FX(Foreign Exchange)初心者入門①わかりやすく解説

FX

まずは決めに

このブログは投資や為替取引を推奨しているものではなく、解説を目的としています。

投資や取引を促したり、推奨したりするものではありません。

日本証券業協会の自己責任原則についてもご確認ください。


 

わたしは、FXを始めてもう少しで3年が過ぎようとしています。

FXはよく「簡単に稼げる」「自動売買でカンタンに」という言葉をインターネットや書籍などでも目にしたりしますよね。

ところが、世の中そんなに甘くはなく、FXの世界はかなり厳しい世界です。。。

わたしもまだ苦戦中で、2年半経った今、やっとプラスに向かおうとしています。

2年半も市場から退場していない自分を誇りに思っています。

しかし、そういう時こそ初心に戻る時だと思い、「初心者入門」として解説していきます。

では早速、FXとはどのような取引か理解できていますか。

FXの仕組みや、取引ルール、リスクなど、FXの基礎について解説していきます♪

1.FX(Foreign Exchange)とは?

FXとは、「Foreign Exchange(フォーリーエクスチェンジ)」の略になります。

日本語では、「外国為替証拠金取引」と言います。

このように聞くと難しく感じると思いますが、FX取引は二つの国の通貨を交換する簡単な仕組みです。

 

2.FX(Foreign Exchange)取引の仕組みとは?

FXでは、日本円🇯🇵アメリカドル🇺🇸といったような通貨を使います。

このような通貨の組み合わせを「通貨ペア」と呼びます。

色々な通貨ペアがありますが、例えば、日本円をアメリカドルに交換する場合、ドル/円と表記します。

この通貨を売買することで為替差益を得ることがFX取引となります。

では、どうすれば利益を得ることができるのでしょうか。ただ取引をするだけでは利益を得ることはできません。

為替レートは需要と供給、つまり、「買いたい人」「売りたい人」が市場にどのぐらいいるのかによって日々変動しています。

売りたい人に対して、買いたいひとが少なければ、為替レートは下がります。

逆に売りたい人に対して、買いたい人が多ければ、為替レートは上がります。

ズーちゃん

例えば、お買い物に行くスーパーなどで、「あっ!野菜が値上がりしてる」って思ったことがあるよね。

ぶー
ぶー

収穫量が少ないのに、スーパーがいつもと同じように仕入をしようとすると、「需要」が「供給」を上回ってしまうんだ。すると、仕入れ値が高くなって、店頭で売られる野菜の価格も上がるんだよ。

仕組みとしては、FXも今の例も同じということです。

身近なもので例えるとわかりやすいですよね♪

「FXを始めたい」または「始めたばかりの初心者」さんは、まずは馴染みの深い、日本円を絡めて取引することをオススメします。

しかしその前に、知っておく必要があるもの。

それが、「円安」「円高」ついて。

3.円安、円高とは?

円安とは、外国通貨に対して、日本円の価値が低いことです。

円高とは、外国通貨に対して、日本円の価値が高いことです。

ズーちゃん

ここで問題です!1ドル100円から80円になったら円安?円高?

難しい場合は、ドルを基準に考えるとわかりやすいです。

「1ドル=100円→80円」になると、1ドルが80円になってしまうので、ドルの価値は20円やすくなり、価値が下がってしまいますね。

っということはドルは「ドル安」になってしまいます。

この場合、円の価値は反対方向に動くので、「円高」ということになります。

これを、「ドル安円高」と言います。

逆に、「1ドル100円→120円」になると、

1ドルが120円なので、ドルの価値は20円高くなり、価値が上がりますね。

この場合、先ほどと同じように、円の価値が反対に動くので、「円安」ということになります。

これを、「ドル高円安」と言います。

パラ

この円安・円高がFX取引になぜ影響するのかな??

本当ですね。これから詳しく解説していきましょう♪

1ドル100円の時に、1万円を交換すると100ドルもらえます。

10000円÷100円=100ドル

1ドル=80円の円高になると、ドルの価値が下がり、円の価値が高くなるので、

10000円÷80円=125ドル

で、25ドルプラスでもらえます^^

逆に1ドル=120円の円安になると、ドルの価値が上がり、円の価値が低くなるので、

10000円÷120円=83.333333…ドル

となるので、約、83ドルしかもらえなくなります;;

ということは、

円をドルに交換するとき、円安だと1万円が約83ドルになってしまい、、損してしまいす。円高だと1万円が125ドルになり、得をすることになります。
一方、
ドルを円に交換するとき、円安だと約83ドルが1万円に交換でき、得します。円高だと、125ドルが1万円に交換できますが、損してしまいます。

このように、日本円を絡めたFX取引では、円安、円高の状態を考慮し、

「円高の時にドルを買って、円安になったらドルを売る!」ことで利益を得ることができるのです。

4.FX(Foreign Exchange)でどうやって利益を得るの?

FXで利益を得るためには、「安く買って、高く売る」です。

これは商売の基本ですが、FX取引も基本は同じです。

利益を得たいのであれば、値動きを見ながら、安くなったタイミングで通貨を買い、値上がりしたときに売るのを意識しましょう。

5.スプレッドとは?

スプレッドとは、FX会社から提示される「売値」と「買値」の差をいいます。

FX会社に支払う取引手数料を意味します。

売値が99.97円、買値が100.00円だったとすると、差額の0.03がスプレッドに上がります。
銭とは。。。「1円未満の金額の計算単位」として、「銭は円の100分の1をいう」と定められています(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第2条第二項)。したがって、現在も、利息や外国為替の計算などには1円未満の単位が使われています。(日本銀行ホームページ参照)
なお、スプレッドはFX会社で通貨ペアによって異なるので、必ず確認してから取引を始めましょう。
数銭の違いとはいえ、大きな金額を取引したり、取引の頻度が多かったりすると、スプレッドの差は決して無視できない金額になってしまいます。

・FX取引についてのまとめ

FX取引で利益を出すための基本行動

①安い時に買い、高くなったら売る
②スプレッドよりも利益の方が大きくなったら売る

これを頭に入れておきましょう♪

次に。。。

FX取引には、為替レートの変動を利用せず、利益を得られる方法があります。

わたしは全く使いませんが、解説していきますね。

6.スワップポイントとは?

スワップポイントとは、通貨間の金利差によって得られる利益のことを指します。

日本円🇯🇵のような低金利の通貨(1.0%)で、トルコリラ🇹🇷やメキシコペソ🇲🇽、南アフリカランド🇿🇦(10%)などの高金利の通貨を買い、

そのポジションを保有し続ける限り、その金利差をスワップポイントとして原則、毎日受け取ることができます。

 

ズーちゃん

逆に高金利通貨で、低金利通貨を買うと、スワップポイントの支払いが発生するので注意が必要だよ!

FXにでは、「為替差益」と、「スワップポイント」で利益があることを理解し、どちらか自分に合った方法を選んで取引祖ましょう。

7.レバレッジとは?

レバレッジとは、「テコの原理」を意味します。

FX取引においては、預け入れた資金の何倍もの外貨を運用することを示します。

国内のFX会社を利用する場合、最大25倍までレバレッジをかけることができます。

元手となる自己資金が少なくても、多額の外貨を取引できるので、うまく活用すれば、大きく利益を得ることができます。

ぶー

ただし!!高いレバレッジをかけていると、その分大きな損失をだしたり、ロスカットされやすくなったりするから注意が必要だよ!

どのくらいのレバレッジをかけて取引するかは、手元の資金を考慮して慎重に判断しなければなりません。

8.ロスカットとは?

ロスカットとは、決済前の損失である含み損が、一定の水準を達したときに、更なる損失を防ぐための自動決済機能です。

ズーちゃん

損失が大きくなる前に強制決済をすることで、資産を守るための安全装置的な役割を果たしてくれるよ。

ロスカットルールはFX会社によって異なるので、各取引所のロスカットルールを確認しましょう。

ロスカットを防ぐ方法は?

①レバレッジをかけすぎない

レバレッジをかけすぎると、少しの相場変動でも損失が多くなり、純資産が大幅に減少してしまうことで、強制ロスカットにつながる可能性があるためです。

②損切り注文をしておく

強制ロスカットによる想定外の損失を被る前に、

自分で、「これ以上マイナスの方向に動いたら強制決済をする!」というポイントを設定する損失注文によって、損失を最低限に抑えることができるのです。

例えば、FX口座の証拠金維持率を常に判定し、証拠金維持率が100%以下になったとき、ロスカットを行います。

・証拠金維持率とは

実際に取引している金額に対して、証拠金の残高の割合のことを言います。

計算式・・・純資産÷必要証拠金×100%

・純資産とは

FX会社に預け入れた資金に、決済前の損益を加えた金額のこと

・必要証拠金とは

取引に必要な最低限の資金のこと

ぶー

通常、証拠金維持率は50%を維持するように決められているんだよ。

もし仮にその50%を割った場合、マージンコールがかかります。

マージンコールがあったにも関わらず、期限までに証拠金を追加しなかったり、証拠金維持率がさらに大幅に下回った場合は、その時点で自動的に強制決済されます。

これが先ほど説明したロスカットになります。

マージンコールとは。。。証拠金を追加するポジションを決済するかして、証拠金維持率を50%以上に引き上げることを求める警告です。

証拠金維持率が100%を下回ったら取引に必要な資金が不足しているということになります。

そのため、証拠金維持率が100%以下になったら、それ以上損失を大きくしないように自動的にロスカットが行われるのです。

9.FX(Foreign Exchange)取引においてのルールとは?

FX初心者が抑えておくべき基本ルールは二つあります。

①取引単位

FX取引では、取引できる最小の通貨単位があります。

通貨単位は大きく分けて

10,000通貨、1,000通貨、100通貨、1通貨の4種類です。

最小の通貨単位はFX会社によって異なりますが、通貨単位が大きいほど、多額の自己資金が必要となります。

例えば、最小の取引単位が10,000通貨のFX会社で取引する場合、1ドル100円のときにドルを購入すると、

10,000通貨×100円=1,000,000円

仮にレバレッジを25倍とするなら

1,000,000円÷25倍=40,000円

となるので、40,000円の証拠金が必要になります。

最小の取引単位が1000通貨のFX会社で取引すれば、単純に10分の1の4,000円で済みます。

大きな資金を投下すれば、利益が大きくなりやすいですが、当然リスクも増えます。

ズーちゃん

FXをこれから始めてみたい、始めようとしている人は、まず小さい通貨単位から取引を始めてみましょう♪

②取引時間

FX取引は、土日を除いた、平日24時間取引が可能です。

外国為替取引は、世界中の金融機関がネットワークを通じて売買を行います。

当事者同士で取引を行うため、特定の取引所が存在しません。

そのため、世界の主要都市の為替市場が開いている限り、いつでも取引ができます。

基本的には日本時間で、月曜のAM7:00〜土曜日のAM6:00までが取引可能です。

あとは、夏期間、冬時間、などがありますが、詳しくはまた解説していきます♪

まずは、FX取引がどのようなものなのかをしっかり理解していきましょう。

 

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