まず初めに
このブログはコインや投資を推奨しているものではなく、解説を目的としています。
投資や特定のコインを推奨するものではありません!
日本証券業協会の自己責任原則も合わせてご覧ください。
NFT(Non-Fungible Token)とメタバース(Metaverse)との繋がりについて、解説していきます。
「入門」ではNFTとは?でNFTについて分かりやすく、大まかに解説しました♪
その中で最も多く取引されたNFTで、NFTアートについては詳しく解説しました。
NFTは他の市場にも参入しており、また、参入していきます。NFTとメタバースの技術を取り入れることでどのように変化していくのかみていきましょう。
私はコンピュータについて全く詳しくなくて、私が理解できる範囲で初心者目線で、解説していきます^^
1.NFT(Non-Fungible Token)主要カテゴリー
①コレクティブル
主に保有や収集を目的とし、希少性に価値を持たせたNFTです。
②スポーツ
実在するスポーツ選手や、実際のスポーツの試合などど関連させ、スポーツの新しい楽しみ方を提供するNFT
③アート
アーティストが生み出すデジタルアートNFT
④ゲーム
ブロックチェーンゲームなどのゲーム内で利用できるアイテムやキャラクターをNFT化したもの
⑤メタバース
デジタル上の仮想世界の土地や、建造物、アイテムをNFT化したもの
⑥その他
上記のカテゴリー以外。保険やドメインなど様々な付帯サービスのあるNFTを含む
2.メタバース(Metaverse)とは?
NFTとメタバースは切っても切れない関係です。
メタバースとはどんなもなのかを知ることで、NFTについても、メタバースについても理解が深まります♪
「meta(超越した)」と、「universe(森羅万象・宇宙)を組み合わせた造語になります。universeの”uni”を”meta”に変えたのです。
日本語で直訳しますと、「宇宙を超越したもの」になります。
メタバースとは、簡単にいえば、インターネット上に存在する、経済圏をもった『仮想空間』のことをです。
ユーザーはその仮想空間で、自分のアバターを作って、他のユーザーとのコミュニケーションを楽しんだり、ゲームなどのコンテンツで遊んだりすることができるのです。
自分の分身となるアバターを作って自由に移動ができたり、モンスターを作ったりすることも可能です。
そのアバターやモンスターを所持することで、まるでもう一つの現実としてその中で生活できることが、多くの3Dゲームとの違いになります。
ん?「あつまれどうぶつの森」と同じかな??わたし、よくやってたんだけど、メタバースかな。
そうだよね!僕はマインクラフトゲームをよくやっているよ。
分かりやすくいうと、「あつまれどうぶつの森」や「マインクラフト」などのゲームが経済圏を持っているということになります。
仮想空間上に、現実と同じように土地が存在し、その土地を実際に購入することが可能です。
またその土地に、3Dの建物を建築していくことも、現実世界と同じように可能なのです!!
そうなると、次は「3D建築家」などという職業が出てきたりしますね。
メタバース、ゲーム、ファッション、スポーツ、全て現実でもリンクしています。
例えば、ミュージシャンがコンサートなどで着るドレスや洋服(ファッション×ミュージック)、スポーツのゲームも多かったりしますね。
3.NFT✖️〇〇、メタバース✖️〇〇とは?
NFTの主要カテゴリーとメタバースは、いろいろな分野で活用されていきます。
それぞれの分野と掛け合わせることで、どのように世の中が変化していくのか簡単に解説していきましょう。
①NFT✖️スポーツ(トレーディングカード)
NFT×スポーツでは、最初NBAバスケットボールのトレーディングカードが始まりでした。
『NBA TOP SHOT』というトレーディングカードが2020年に発売されました。
スポーツ選手のトレカ(トレーディングカード)は現在では、持っている者同士で交換し合っていますよね。貴重品で郵送し、
「まだ届かない。。。高かったのに大丈夫かな。。。」
などと、不安になったりしますよね。
それが世界中で、激レアの選手のトレーディングカードを誰が持っていて、名プレイシーン激レアカードが何枚あって、それを誰が持っている!ということが、検索したらすぐ分かります。
『トレーディング革命』と言われており、今までは誰が持っているなどわからなかったのが、今では、
あ!僕が欲しかったカード、〇〇さんが持っている!欲しいな。。。
とすぐわかるのです♪
デジタルで交換ができるので郵送する手間がなく、購入後、すぐ手元に届きます。
その購入したレアカードは、誰から誰ものとへ買われてきたかもわかることができ、本物であるということも証明されます。
まさに、ブロックチェーンの技術ですよね。
ただ、現在では、偽物を出品したりできる状態だそうです。
データそのものが本物ということは証明できますが、印が付けられているNFT自体が偽物の場合は、偽物になってしまいますよね。
現在は誰でも出品することができますが、しっかり審査された人が出品できるようにした方がいいのではないかと、という議論がされているそうです。
②NFT✖️ミュージック
音楽の世界ではもうすでにCDなどが売れなくなっており、ネット配信に切り替わったりしていますね。
まず最初の変化が、1曲、100円〜150円で曲を購入し、聞くことができるようになりました。
そして次に「ストリーミング」というものが出てきます。
ストリーミングって一体なんだろう。
ストリーミングは、簡単にいうと、インターネット上の映像や音楽をすぐに再生できるということだよ。
楽曲をシェアし、どのアーティストが歌っているのかもわからなかったり、歌詞もよくわからなかったり、曲がいいからと聴いていたりしますね。
ストリーミングでは、人気のアーティストの曲や、みんなが聴いている同じ曲などを聴きます。
そうなると、有名なアーティストしか生き残れない世界になってしまいます。
そこでNFTの出番です!
NFTで数を限定して、曲を販売することができるのです。
つまり、『1曲を100曲しか販売しません!』となると、購入できた人には価値のある曲を手に入れることができます。
そしてその購入した人が転売した場合にも、曲を制作した原曲者にロイヤリティーが入る仕組みになっているのです。
コアなファンが少しでも存在するだけで、音楽業界でも生きていけるようになります。
共有からNFTによる販売へ切り替えることができ、デジタルが”敵”ではなくなる時代がやってきたのです。それがNFTです♪
③NFT✖️チケット(スポーツ・音楽)
現在は、コンサートチケットや、スポーツ観戦のチケットは、「チケットぴあ」などで購入し、紙として印刷して、手に入れています。
これからはチケットもNFT化することで、デジタルチケットとして所有することができ、チケットの転売問題も解決することができるのです。
いわゆる転売業者が、チケットを買い占めて、本当に欲しい人の手に渡らない、ということがあります。
そして、その買い占めたチケットを高額で転売をするのです。
NFTの技術を取り入れることで、そのチケットを買い占めたのが誰で、高額で転売した記録も、高額で購入した人の記録も全て、ブロックチェーン上に残るのです。
こうなると、転売業者を撲滅することが可能になってきますね。
④メタバース✖️ゲーム
メタバースとは『仮想空間』でしたね。
そのメタバースとゲームを繋げることで、Play-To-Earn(稼ぐためにプレイする)という時代になりました。
それ以前は、Play-To-Play(プレイするために払う)の時代でした。
僕たちが小学生や中学生の頃はファミコンやスーパーファミコン、買ったよー。ソフトもたくさん集めたよ!
ゲームをplay(遊ぶ)するためには、ゲーム機やソフトを購入しなければ、ゲームをすることはできませんでしたね。
それがいつの間にか、Free-To-Play(無料でゲームをプレイ)を始めることができるようになり、
ゲーム内に課金というシステムがありますが、課金しなくてもずっと無料でゲームができる時代になりました。
そしてついに、Play-To-Earn(稼ぐためにプレイする)の時代がやってきた!ということです。
ゲームをプレイすることで、そのゲームの中で獲得したアイテムや、ゲームの中でデザインした洋服などを販売することが可能になるのです。
また、その購入したアイテムや、洋服を転売することができます。
全てが現実世界と同じじゃないの!
そうそう、それで、ゲームの世界の中では、農民・職人・商人っていう呼び名があるんだってよ。
・農民・・・自分で耕して価値を生み出す人。アイテムを取りにいき、その取ってきたアイテムを販売するのです。
・商人・・・農民が取ってきたアイテムを一定の価格で買取り、そのアイテムを一番売れるマーケットまで運び、売りやすい形で購入したい人に売っていくという形になります。
また、まだ価値の見出されていないデザイナーが制作したキャラクターの洋服など購入し、価値を高めて転売知りということです。
・職人・・・キャラクターの服や靴など(商品)を作っている人のことをいいます。
このような形で収入を得ることができるのです。
ゲームの中が現実世界になります。
一昔前まではゲームを何時間もしていたらよく怒られましたね。
それがこれからは、「テレビばかり見てないでゲームしなさい」「漫画読んでないでゲームしなさい」と言われる時代がきますよ♪
⑤メタバース✖️ファッション
NFTの流行に伴い、大手企業、大手ブランドがアバター用のアパレルに名乗りをあげています。
例を出しますと、Burberry(バーバリー)が先駆けて、ゲーム内のアバターの洋服を制作して発表していました。
あらゆるブランドがNFTの世界でも、現実のように着たり、持てるようになるのです。
その他の例で、(RTFKT)アーティファクトという、あるゲーム内でアバターが履く、アバター用スニーカーブランドがあります。
そのサイトに行くとスニーカーの画面があり、そのスニーカーたちが3D立体で回転しており、かなりクオリティが高かったです。
数千円のスニーカーもありますが、数十万円というスニーカーもあります。
それも現実世界と同じですね。
「これは一点ものの激レアスニーカーです」となると、競争をして数十万円でも購入しますよね。アバターの世界も現実と同じように売られ始めているのです。
4.メタバース(Metaverse)の面白いところは何?
また、メタバースの面白いところは、互換性です。
今までは決まったゲームのアバターの洋服や靴というデジタルデータだったのに対し、将来的にメタバースの中では、決まったゲーものアイテムとしてではなく、色々なゲームでアバターの洋服や靴が使えるようになるのです!
つまり今までは、中央集権的に一つのゲームのルールの中で売り買いをしていたことに対し、メタバースという経済圏を持った仮想空間の中で、NFTデータで買ったもの(自分の所有物)を他の世界に持っていっても使えるようになります。
もちろん、全てがそうなるわけではないと思いますが。。。
使ってはいけないアイテムなども出でくるでしょう。
このようにNFTという技術は色々な業界に、圧倒的なメリットをもたらせます。
5.NFT(Non-Fungible Token)の課題
しかし、いいことばかりではなく、課題ももちろんあります。
①認知度が広がらなければならない
NFTの認知度が広がると、大企業や有名人、大型IP(知的財産)が入ることで、もっと盛り上がっていきます。
②誰でも参入できる
誰でも出品できるということで、粗悪品や偽物などに、どれだけ規制をかけることができるのか、プレイヤーの参入に規制をかけるのか、などをどのように審査していくのかが課題の一つです。
つまり、審査の精度を上げていかなくてはならないということです。
③法整備について
日本では、所有権のなかに「無形物」に対する所有権がないのです。
例えば、わたしが所有しているデジタルデータが盗まれたとします。
デジタルデータなので、手にとって触れるものではないし、形としてあるものではないですよね。
そうすると、「わたしの所有物盗まれたので裁判します!」となっても、所有権としてはまだ確立されていないので、どうなるかわかりません。
その前に、裁判すらできるのかわかりません。
現在、NFTに関する協会やガイドライン、また団体などが作られてるみたいなので、高額なモノの購入を考えている場合は、しっかり調べて購入しなくてはならないですね。
また、税金の問題も出てきます。
車や家などの所有物には所有権があるので、いくら税金がかかるかわかりますが、無形物のデジタルデータに対して、どれぐらいの税金がかかるかということはまだこれからなので誰にもわかりません。
新しいものにはチャンスもすごくありますが、リスクも同じようにあります。
なんとなくで人に言われたから参入してみる、購入してみる、ということはやめましょう。
しっかり自分で勉強して、投資することが大事です。
④使いやすさ(ユーザーインターフェイス)
NFTを広めるためには、使いやすさを浸透させる必要があります。
NFTを始めるまでに色々な工程をへて購入に辿り着かなくてはなりません。
いつか、簡単に購入できる日がくるでしょうか♪
⑤手数料について
イーサリアムの手数料(ガス代)など
インターネットショッピングも最初は怪しく感じましたよね。
NFTを購入しても、Open Seaなどのマーケットプレイスを見学しにいくのも勉強の一つになりますね。
わたしは先日、NFTを購入してみました♪
苦戦しましたが、購入することができました!!
取引所の開設や、暗号資産の購入方法、NFTの購入方法などはまた解説させていただきます。
しかし、最初も言いましたように
このブログは、投資やコインを推奨するものではなく、解説を目的としています。
投資や特定のコインと推奨されるものではありません!
日本証券業協会の自己投資原則をご確認ください。
NFT(Non-Fungible Token)×メタバースについて解説のまとめ
NFTとメタバースは切っても切れないもの同士になります。
これからますます進化してくと同時に、理解することや参入することが難しい分野であり、少しずつコツコツと勉強していかなくてはいけません。
情報が入れ替わるのも早いので、基礎知識があるのとなのとでは変わってきます。
↓↓NFTについても詳しく、わかりやすく解説しています↓↓
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