NFT(Non-Fungible Token)とは?わかりやすく解説

NFT関連

まず初めに

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NFT(Non-Fungible Token)について、最近NFT参戦した私が調べてみました。

いま話題のNFTについて、できる限りわかりやすく解説していきます。

NFTって聞いたことはあるけど、「なんのことか全くわからない」

「なんでこんなに盛り上がっているの?」という方や、また、話題になっているので自分でもNFT体験してみたい!と思われる方などに必見です♪

1.NFT(Non-Fungible Token)とは?

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、日本語にすると『非代替性トークン』となります。

非代替性とは、「替えが効かない」という意味で、トークンとは「データや通貨、モノ、証明」などの意味があります。

NFTは、簡単に言えば『唯一無二であることの証明ができる技術』ということです。

「シリアル番号付きのデジタルデータ」といえばわかりやすいでしょうか。

デジタルのものを所有する時代が来たよ!ということだね。

そうなんだね。意外と普通にデジタル所有物なんだね。

日本の法律では所有権があり、土地や建物、車など、これは私のものというふうに証明することができます。

またその所有物を転売したりすると、誰から誰へ渡ったと分かることができますね。

しかし、現在のデジタルデータはどうでしょうか。共有(シェア)はしていても、”所有”はしていないですよね。

自分自身が撮影した写真や、音楽などのことです。

写真や音楽、アートなどは複製が可能で、減っていくものではないから価値がない…ということになります。

なので困っていた方たちがいます。

それが、アートや音楽の権利所有者の方達です。

アートや音楽、映像などは、違法ですが、コピーして世の中に出すことが簡単です。

しかし、その違法でもネットで出回っているものが、誰が作って誰のものと証明することができるのでしょうか。

ということがなくなる時代が来たよ!ということです。

なぜかというと、そのデジタル所有物に「これは私のですよ」と印がデジタル的に混ぜられるようになったからだよ。

そのデジタル的に印を混ぜれることの技術がブロックチェーンだね。

ブロックチェーンについては以前お話ししてあるので割愛しますね。

いわゆる、デジタル上の技術革命であり、それでできたことというのが、デジタルの形でできた見えないものに、見えない印をつけることがでるようになったのです。

誰に手から誰の手に渡ったということがデジタル上でも証明できるようになったのです。

さらに、

全ての取引履歴がブロックチェーンに記録されるため、このNFTは誰が原作者で、そのあと誰が、いつ、いくらで購入し、そのあと誰にいつ転売したのか

確認もすることができるのです!

あなたが欲しいと思っているNFTも、現時点で誰が所有しているのかも一目でわかります。

本物か偽物かも一目で見分けることができますので、あなたが所有しているNFTをSNSにアップしたとしても、あなたがNFTの所有者であるということが証明されます。

よって、そのNFTの価値が失われることがないのです。

またその取引履歴はブロックチェーン上で管理されているので、改ざんができないので安心です。

一つの例として、ゲームでのアイテムなどをお金を支払ってでも欲しい!という人がいたとしたら、その人に販売することができるようになります。

つまり、NFTのデータには固有のIDが付加されているのです!

「お金」というものは印をつけずに交換したほうがいいのに対し、「所有物」は印をつけて、交換してはいけないものです。

それがフィジカル的な(物質的)な、具体的なものの世界ではあったが、デジタルの世界でもついに、棲み分けられるようになりました。ということです。

棲み分けの意味・解説(国語辞典より引用) 1.生活様式のほぼ等しい生物群が、生活空間や生活時間・時期を分け、競争を回避しながら共存する現象。 2.競合関係にあるもの(業界など)が、それぞれの特色を生かすことで共存している状態。類似したものがうまく共存すること。
そこで、デジタルで交換した方がいいもので先にできたものが暗号資産(Crypto Currecy)です。
 
crypto(暗号)currency(通貨・資産)
 
今まで解説してきたことが、デジタルの世界でできるということです。
 
全業界でルールを変更できる、変更する力を持つということになります。
 
アートやゲーム、メタバースの世界、音楽、ファッション、スポーツの世界などに革命を起こすことになるのです。

2.2021年に最も多く取引されたNFTとは?

2021年はNFTの高額取引などが度々報道でも取り上げられるようになりました。

現在、NFTアートは世界中で話題となっており、NFT市場の幕開けとなりました。

NFTアートブームの最初のきっかけを創出したのは、『Crypto Punks(クリプトパンクス)』というNFTアートプロジェクトです。

Crypto Punks(クリプト・パンクス)とは?

Larva Labs(ラルパラボス)社にて2017年6月から始まったこのNFTアートプロジェクトは、世界初(世界最古)のNFTと言われています。一万体の小さな(24×24ピクセル)デジタルキャラクター画像から構成されるデジタルアートで、ゾンビを基調としながらAIによって生成荒れた一万体のジェネレイティブアート(コンピュータによる機械的かつ無作為に生成されたアート)です。
一万点の数量限定かつ、初期のNFTということもあり、その希少性から10億円以上の価値を持つ作品もあります。
 
画像1点ずつの所有権がイーサリアムブロックチェーンに記録されたNFT(Non-Fungible Token)になっています。
 
このCrypto Punksの一つのキャラクターが2021年1月、約8000万円で取引されたことで世界中で話題になり、同年、1点あたり、平均価格が、約2000万円になっていました。

初期には無料配布もされていたんだって。

たった数年でこれほど価値が上がるとは驚きだね!

そして、同年8月中旬には、大手決済会社であるVISAが本NFTアートを購入したことで大きなニュースとなりました。

そのほかにも色々なNFTがあります。
NFT✖️メタバース
NFT✖️海外ゲーム
NFT✖️sports
NFT✖️トレーディングカード
NFT✖️fashion
NFT✖️MUSI
などがあります。
 
こんなにNFT関連の市場がある中で、なぜ、NFTアートは一番最初に流通したのでしょうか。
 
なぜなら、「値段のインパクトがあったから」です。
が、なぜ値段が高いのか…。
 
それは、売買する際の取引コストが高いことが原因にあります。
 
NFTは現在、主にOpen Sea(オープン・シー)というサイトで売買しますが、その際、暗号資産のイーサリアム(ETH)を使用します。
 
最初の頃、NFTが流行り出した時期は一つの作品を出品するのに手数料(ガス代)が2〜3万円かかりました。
 
そうなると、その取引する時の手数料「ガス代」が、購入したい作品より高かったりします。
 
それなら、高額なNFTを販売しようと、高くてデジタルの意味のあるアートを販売しようということになり、アートが最初に流行りました。
 
また、イーサリアムには、スマートコントラクトという機能が備わっており、中には情報(データ)を保存し、これは私のですよ!っていう印が付けれるのです!
 
なので、イーサリアム上で売買され、取引が可能になります。

3.NFT(Non-Fungible Token)の魅力とは?

①希少性

NFTは一つのデジタルアートを一点ものとして販売することができますので、人気の作品はなかなか手に入れることができず、価値もどんどん値上がりしていきます。

そのため既に人気の作品や、これから人気が出そうな作品というのは所有目的だけではなく、値上がりを狙った投資目的としても人気が出ます。

実際に投資目的のNFTが先ほど解説しました、Crypto Punks(クリプト・パンクス)というNFTコレクションの一つです。

他にも、NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)などの有名企業の参入などが相次いでいるよね。

それもNFTの魅力の一つだね。

②誰でも簡単にNFTを作って販売できる

クリエイターさんはOpen Seaなどのプラットフォームで、ご自身の作品をNFT化して販売することも可能です。

クリエイターではなく、アートを始めたばかりの素人さんでもNFT化して販売できます。

※Open Seaなどのプラットフォームはまた解説します♪

③NFTは自由に売買できる

NFTは自由に売り買いすることもでき、プレゼントすることもできます。

例えば、1万円で購入したNFTを2万円で欲しいという人に売り、差益を得ることもできます。

また、子供のプレゼントにレアなNFTを購入してプレゼントするということも可能です。

この取引履歴も永遠にブロックチェーン上に残りますので、

子供が大人になったときに、「自分の持つNFTは誕生日プレゼントの買ってくれたNFTなんだ」と確認することができるのです♪

また、NFT×ゲームでは、レアな武器を高値で売ったり、ボスと戦う時だけ別のprayer(プレイヤー)から一時的に強い武器を借りて、戦い終わったら借りた人へ返すということも、NFT技術を使うことで可能になります。

④作品の転売ができる

これはクリエイターさんにとって、大きな魅力だと思います。

NFTの作品が転売されるたびに、NFT作品の原作者であるクリエイターさんに転売額の一部が還元されます。

この還元率はNFT作成時に設定でき、誰かが転売したときに、取引金額に応じた還元額をを計算して、自動的に還元してくれます。

例えば、還元率は10%で設定しているNFT作品が、10万円で転売された場合、NFT作品の原作者には、1万円が還元されます。

これは以前解説した、「スマートコントラクト」という仕組みでNFTの大きな魅力だと思います。

NFT(Non-Fungible Token)とは?わかりやすく解説のまとめ

NFTにもいろいろなものがあり、色々なことが理解できていなければ参入することが厳しいです。

まずは仮想通貨やブロックチェーンについてなどの知識が必要になってきます。

NFT関連で活動していきたいと考えている方は、「ビットコイン」「アルトコイン」「ブロックチェーン」について最低でも知っておく必要があるでしょう。

『ビットコインの仕組みとは?わかりやすく解説』

『アルトコインとは?わかりやすく解説』

『ブロックチェーンとは?わかりやすく解説』

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