アルトコイン(altcoin)わかりやすく解説

仮想通貨(暗号資産)

まず初めに

このブログはコインを推奨しているものではなく、解説を目的としています。

投資や特定のコインを推奨するものではありません!

日本証券業協会の自己責任原則も合わせてご覧ください。


ビットコイン(BTC)の次は、アルトコイン(altcoin)について

解説していきましょう。

1.アルトコイン(altcoin)とは?

ビットコインの後に登場した暗号資産(仮想通貨)の総称で、

ビットコインの代わりの「オルタナティブ(alternative coin)」を略して「アルトコイン(altcoin)」と呼びます。

ほとんどのアルトコインの基本的な仕組みはビットコインを元に作られており、ビットコインの代替コインという意味合いがあります。

ビットコインが誕生した後に続々と作られため、スケーラビティ問題や、送金手数料の高騰などの、ビットコインの問題点を改善した暗号資産が多いです。

※スケーラビリティ問題・・・ビットコイン(BTC)のブロックサイズが上限に達してしまい、ブロックに入らない件数が多くなることです。

アルトコインは、プラットフォームを持つ別の暗号資産から自由にトークンを作り出すことができるため、今では2,000種類以上もあります。

アルトコインは数が多いですが、頻繁に取引されているのは、そのうちわずか100通貨程度だと言われています。

またアルトコインの中でも時価総額が低い通貨を「草コイン」と呼ぶこともあります。

アルトコインの中の草コインってなんだろう。。。

草コインとは、暗号資産(アルトコイン)の中でも、市場価値や、認知度が低いものたちの総称だよ。

アルトコインの中でも、まだまだ実用性に乏しく、市場価値や認知度が低いながらも、今後の大きな発展をする可能性を秘めたものを草コインと呼びます。

2.アルトコイン(altcoin)とビットコイン(BTC)の違いは?

とアルトコインとビットコインの違いは、開発・使用目的にあります。

ビットコイン(BTC)使用目的・・・決済機能

アルトコイン(altcoin)・・・開発目的から使用目的まで暗号資産によって異なる

例として、ビットコインを基にして作成された暗号資産(アルトコイン)と、

金融機関での送金・決済を目指して作成された暗号資産(アルトコイン)では、共通点はオンラインに存在するという点しかありません。

またアルトコイン(altcoin)は、決済機能をのみを有するだけでなく、

イーサリアム(ETH)のようにプラットフォームとして利用することで、スマートコントラクトと呼ばれる独自のアプリを配信できるものも存在します。

3.アルトコイン(altcoin)の特徴は?

①種類が多い

アルトコインは、数千種類が存在します。

企業・自治体で発行される通貨や、コミュニティ内で使用されている通貨など、その用途も多岐に渡ります。

ビットコインは世界中の取引所で取り扱いがありますが、アルトコインは取り扱いのある取引所が比較的少ないのが特徴です。

特にマイナーなアルトコインになると、一部の取引所でしか取り扱いがない場合がほとんどです。

マイナーなアルトコインって、さっき言っていた草コインのことだね。

②個性がある

アルトコインは、それぞれ特徴が異なっています。

ビットコインのように通貨として使われることを目的としたものもあれば、全く異なる業界での使用を目的としたものもあります。

また、ビットコインから派生したコインやより便利な機能を備えるために既存の通貨から分岐したコインもアルトコインに分類されます。

そのため、アルトコイン(altcoin)はそれぞれ個性があります。

アルトコインを取引しようと考えている人は、それぞれの通貨の特徴をよく理解しておく必要があるよね。

人気のアルトコインや、興味のあるプロジェクトのコインから調べてみるといいかも^^

それぞれのアルトコインについてはまた詳しく解説していきますね。

③ボラティリティが高い

アルトコインの特徴としてボラティリティが高いこともあげられます。

ボラティリティってなんだろう。。。

価格変動の度合いのことを指すよ。ボラティリティが大きいほど価格変動が大きいことを意味しているんだ。

1日で数十%〜数倍まで上昇するアルトコインもあるので、ビットコインと比べると大きく利益を出しやすいです。

特に資産が少ない人にとって、アルトコイン投資は力強い存在と言えます。

時価総額が大きい金融資産は、大口取引が価格に与える影響が小さくなります。

そのため、ボラティリティが低くなる傾向が見られます。

アルトコインは、時価総額がビットコインに比べて小さいため、ボラティリティが高いです。

大きな値上がりを期待できる分、大きく価格が上下することが多いのが特徴です。

人気のあるアルトコインや興味のあるアルトコインを購入して、価格変動を観察するのも勉強になるよね。

少額で購入できるアルトコインを選んでもいいね。

4.アルトコイン(altcoin)の目的は?

アルトコインはあくまでもビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)の総称であるため、開発目的は一つとは言えません。

つまり、アルトコインの開発目的は暗号資産(アルトコイン)の銘柄や開発者の思想によって異なり、統一されていないということです。

例えば、「ビットコインの欠点を補う」

「金融機関での送金・決済に使用されていることを想定している」

「分散型アプリケーションのプラットフォームを提供する」などの、

暗号資産のよってそれぞれの開発目的があります。

アルトコインとは?でも述べたように、

ビットコインの代わりとなり得る暗号資産は2,000種類以上もあり、2022年現在でも暗号資産の機能としてビットコインとは違う特徴を有するものは多々あります。

そして、暗号資産を作成する個人や使用する人々のニーズによって開発目的そのものが異なるため、アルトコインは独自の開発を続けられているのです。

5.アルトコイン(altcoin)はどんなときに使用される?

アルトコインが使用されるのは、ビットコインでの決済機能では問題を解決できない場合などでです。

例えば、イーサリアム(ETH)などで行われているアプリの開発・配布は、ビットコインでは行えません。

もし、行おうとすれば、スケーラビリティ問題はさらに悪化することになり、ビットコインではない別の暗号資産を作る必要が出てきます。

またプラットフォームを利用して暗号資産(アルトコイン)を開発したい場合もアルトコインを使用する必要があります。

イーサリアムをはじめ、土台となり得るアルトコインが存在しており、それぞれの特性に合わせて使用することが重要なのです。

6.アルトコイン(altcoin)のメリットは?

①価格が安いこと

アルトコインの特徴で述べたように、ビットコインと比較しても価格が安価であることが挙げられます。

例えば、ビットコインの1単価(1ビットコイン)500万円前後(2022年2月現在)であるのに対し、アルトコインに1単価は数円から数万円ほどで購入できるものが数多くあります。

安価なアルトコインを一度にたくさん購入することもできるんだ♪

アルトコインを購入するハードルはビットコインに比べると非常に低く、

日々開発されている新しいアルトコインは、自分の裁量に沿って購入金額を決めることが可能であることも大きなメリットです。

②大きな利益が見込める可能性がある

アルトコインの多くは開発途中であり、今後も開発が継続されていくと考えられます。

そのため、2022年2月現段階では数円程度だったアルトコインが、数年後に大きく価値が上昇する可能性もあります。

以上の通り、アルトコインは投資においては、コスト面から注目が高く、

値上がりの可能性があるため将来的に利益を獲得できる高まる可能性があるということメリットがあります。

価格の話や利益の話をしているけど、購入するときは、自己責任ということを忘れないで!!。

正しい知識を得て、自分で納得してから購入や投資はしましょうね。

これから一緒にいっぱい勉強していこう♪

③自分の好きなプロジェクトに投資できる

アルトコインは、さまざまな開発目的があり、プロジェクトも多種多様です。

ゲームの好きな方はゲーム関連のアルトコイン、スポーツが好きな方はスポーツ関連のアルトコイン、海外送金で使用するなら金融機関で使用されているアルトコインなど、好きなアルトコインを選び、投資することができます。

7.アルトコイン(altcoin)のデメリットは?

①今後の価格が読めないこと

アルトコインの中でも、開発途中である場合ほとんどのアルトコインの価値は常に変動します。

例えば、アルトコインのアップデートなどのプラスとなる情報では、

価格が高騰し、バグの発見などのマイナス要素では、アルトコインの価値は大きく下落する可能性が高くなります。

今後の価値と追う意味では、アルトコインの多くは非常に不透明であり、アルトコインそのものの機能や目的を把握したうえで投資が必要です。

②アルトコイン(altcoin)は詐欺に利用される可能性もある

アルトコインは、暗号資産に関連した詐欺と絡められることが少なくありません。

特にICO(Initial Coin Offering)などに関しては、アルトコインが関連した事件が多くあり、各国が暗号資産を規制する理由の一つにもなっています。

ICOってなんだろう。。。。

簡単に言えば資金集めのことだね。

ICO(Initial Coin Offering)を行う際には必ずホワイトペーパーと呼ばれるプロジェクトやトークンの説明書を発表することになっています。

そのためICOを行う際には、ホワイト情報を確認したうえで、ICOを行う企業そのものを調査することが非常に大切です。

③取引所に取り扱ってないアルトコイン(altcoin)がある

日本の取引所では、世界各国の取引所で取り扱っているコインが、取り扱われてない場合が多いです。

たくさんのアルトコインに投資したい場合や、購入したい場合、日本で使用できる海外の取引所を開設し、購入することをオススメします。

英語が苦手な人は、日本語対応している取引所もあるので、

その中から選ぶ方がわかりやすいよ。

8.将来伸びそうなアルトコイン(altcoin)の特徴は?

①企業が出資している

将来伸びる可能性のあるアルトコインの特徴の一つが、企業が関わっているかどうかです。

大手企業やメガバンクが提携・出資・注目しているアルトコインなどです。

例えばイーサリアム(ETH)は『EEA(イーサリアム企業連合)』があります。

これは企業がイーサリアムを活用するための促進目的の組織です。

EEAにはMicrosoft(マイクロソフト)

三菱UFJフィナンシャルグループ

TOYOTA(トヨタ)

KDDIなどの企業が加盟しているよ。

②プロジェクトが進行していて情報発信をしている

二つ目の将来伸びるアルトコインの特徴が、プロジェクトが進行していて、そのプロジェクトについての情報発信を常に行なっているかどうかです。

それぞれのアルトコインには、開発目的があり、それに沿ってプロジェクトを進行させています。

しっかりとプロジェクトが進行しているアルトコインは、公式サイトや、Twitter・discordなどで進捗情報を発信しているので、確認してみてね。

将来性がないアルトコインは開発が途中で止まっていたり、プロジェクトが滞ってる可能性が高かったりします。

海外では、資金調達だけして消える詐欺も多発しています。

③流動性が高い

三つ目の将来伸びるアルトコインの特徴は、流動性が高いことです。

流動性とは、コインを簡単に現金化できたり、

簡単に売買できるかどうかってことだよ。

日本は海外とは違い、厳選されたアルトコインしか上場していません。

日本国内で扱っているコインで、現時点で流動性が低いコインは将来の期待が薄い可能性もあります。

④たくさんの取引所に上場している

四つ目の特徴が、たくさんの取引所に上場しているかどうかです。

各取引所は、将来的に期待値の高い通貨は取り扱いたいと考えています。

アルトコインの中で時価総額上位のコイン、イーサリアム(ETH)やリップル(Ripple)などは、どの取引所でも取り扱っています。

購入してみたいアルトコインが見つかったら、どこの取引所が扱っているかも調べて選ぶと良いでしょう♪

⑤今の時代に合っているかどうか

五つ目の特徴が、時代を先取りしたプロジェクトかどうかです。

2020年はDeFiブーム、DEXブーム

2021年はNFTブーム、GameFiブーム

これらの関連銘柄は軒並み価格上昇しており、他のメジャーアルトコインと肩を並べて確固たる地位を築きつつあります。

少しずつ勉強していき、知識を身につけ、コインマスターのなるのも楽しそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました