ポリゴン(Polygon)/MATIC Tokenとは?解説しました

仮想通貨(暗号資産)

ポリゴン(polygon)って耳にしたことありますか♪

NFTに興味があったり、暗号資産に興味がある方だと聞いたことがありと思います。

今回はこの「polygon」について勉強していきましょう。

ただし、今まで解説してきた、ブロックチェーンとは?や、イーサリアムとは?を読んでいないと理解が難しいかもしれません。

やはり、全て繋がっていますので、そちらの解説も合わせて読むことで理解が深まります。

1.ポリゴン(polygon)のプロジェクトとは?

「イーサリアムのマスアダプションを加速させるスケーリングソリューション群をつくるプロジェクト」だそうです。

一体なんのこと??といった感じですよね。

私も初めて調べるので同じです♪

まずはそれぞれの英単語について解説していきましょう。

・マスアダプションとは、「大規模な普及」

・スケーリングソリューション

スケーリング(スケールする)

規模などの増減、面積などの拡大縮小、などの意味を持つ英単語。

事業拡大、規模拡大、会社を大きくするなどという意味。

ソリューション

解答、解決策、解決、などの意味を持つ英単語。

IT業界では、顧客の抱える問題・課題を解決したり、要望・要求を満たすことができる製品やサービス、あるいはそれらの組み合わせのことをこのように呼ぶ。

・プロジェクト

ある目的を達成するための計画の策案とその遂行。特に期限が決まっていたり、具体的な目標を達成したら終了するような限定性を持った計画のことを意味する。

コトバンク引用)

つまり…

「イーサリアムの大規模な普及を加速させる課題を解決しつつ、規模を拡大させていくシステムをつくり、その目標を達成させていく」プロジェクト

という意味になりますね。

2.なぜポリゴン(polygon)ができたの?

イーサリアムチェーンでは、クリプトキティみたいなプロジェクトが2017年に流行した時に、

ズーちゃん

「イーサリアム、すごく良いプラットホームなんだけど、ガス代高いし、ネットワークが混み合っていたら、なかなかトランザクションが実行できない」

ということがありました。

ブロックチェーンをもっとたくさんの人に使ってもらうためには、

ブロックチェーンのマスアダプションに向けたイーサリアムのインフラを構築することが必要になったからです。

これまでのポリゴン(polygon)の歩み

2017年 Maticプロジェクトスタート

もともとはpolygon(ポリゴン)ではなく、Matic(マティック)というプロジェクト名でスタートしています。

2019年4月 Binance Launchpad でIEO

2020年6月 polygonローンチpolygon posチェーンが稼働

2021年2月 Maticからpolygonへプロジェクト名を改名

IEO(Inicial Exchange Offering)の略。ブロックチェーンプロジェクトの発行するトークンを暗号資産(crypto currency)取引所が審査した上で、審査を通過した場合に先行販売するサービスのこと

ローンチとは、日本語では「立ち上げ」「公開」「開始」「発信」など。新しい商品やサービスを世に送り出すという意味。

基本的に、トークンの名前が「MATIC」です。

トークンの名前以外は、全部polygonになっているのでpolygonチェーンを使うと言います。

3.ポリゴン(polygon)独自の特徴とは?

①特有の仕組み

polygonは単一のソリューションではなく、一つのプロジェクトの中に、様々なソリューションが入っています。

なので、polygonは一つのプロジェクトチェーンの話ではなく、色々なプロジェクトを抱えています。

polygonソリューション一覧

polygon PoS(ポリゴンポス)

polygonSKD(ポリゴンSKD)

polygonAvail(ポリゴンアベイル)

polygon Nightfall(ポリゴンナイトフォール)

polygon Hermez(ポリゴンエルメス)

polygon Miden(ポリゴンマイデン)

イーサリアムを中心として色々な異なるイーサリアムのスケーリングソリューションを持っています。

その一つが、polygon SKDで、これは自分の独自のブロックチェーンを立ち上げれるものです。

その他のプロジェクトは解説を入れても、初心者にはかなり難しいので省略しますね。

②ネイティブトークンの用途

MATICトークンの機能

・トランザクション手数料

最近の平均だと0.5円ぐらいでトランザクションを実行することが可能です。

・ステーキング

バリデータになるときなどに使えます。

バリデータとは、ブロックチェーンに記録されるデータの妥当性を検証するノードのこと

4.polygon PoSとは?

・polygon PoSは、もともと「Matic Mainnet」から、「polygon PoS」へ改名しましたね。

なのでこれからは「polygon」と呼びましょう。

・イーサリアムブロックチェーンから、polygonチェーンには、polygon PoS Bridgeを使って資産を移動させることができます。

・すでにpolygon PoSチェーン上には3000以上のDiFiや、NFTのDappsがあり、7000万以上のユニークアドレスがあります。

5.ポリゴン(polygon)PoSへ移行が進む理由とは?

polygon PoSへ移行することにより

開発者側

開発者にとってはすごく使い勝手が良く、イーサリアムとほぼ同じです。

ですのでイーサリアムのガス代高騰や、それに伴うUX(ユーザーエクスペリエンス)の問題を抱えているプロジェクトは、

簡単にpolygonに対応しましたとサービスを移し、ユーザーの負担を減らすことができます。

ユーザーエクスペリエンス(user experience)製品・サービスを使用する際の印象や体験。製品を所有したり、サービスね接したりする過程で得られる、満足感や喜びといいた質的・精神的価値に重きを置く。(コトバンク引用)
ユーザー側
・ガス代に悩まされずにDiFiを使うことができる
・NFTも発行や、送付も低コスト、NFTマーケットプレイスのOpen Seaでも使える
・ゲーム等のDappsでもスピードと低コストは強みである
DiFiとは『Decentralized Finance」の略。ブロックチェーンを活用し、中央集権不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指します。

6.ポリゴン(polygon)の今後は?

・開発面では、「ゼロ知識関連のソリューション」に注力してくとのことです。

ゼロ知識証明・・・ある事柄を証明したいときに、第三者にその事柄の内容を明かすことなく、正しいことを証明することができる秘匿化技術のこと

・DeFi、ゲーム、NFTなどで、さらに多くのプロジェクトに利便性を提供していく


 

ポリゴン(polygon)について解説してみました。

いかがでしたでしょうか♪

徐々に内容が難しくなってきますね。

私は、自分で調べ、勉強し、書いた内容を読み返しながら前に進んでいます。

少しずつではありますが、一緒に理解を深めていきましょう。

ポリゴン(polygon)の使い方などについてはまた別で解説していきます。

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