DeFi(自立分散型組織)簡単にわかる用語集18!

仮想通貨(暗号資産)

まずはじめに

このブログは、投資や暗号資産を推奨しているものではなく、解説を目的をしています。

投資や特定のコインを推奨するものではありません。

日本証券業協会の自己責任原則についても合わせてご覧ください。


 

DeFiのついては以前解説しましたが、1番最初につまずくのは専門用語ですよね。

横文字多いし、英語多いし、検索してもその検索で見ているものが当たっているのかもわからない。。。なんてことよくあります。

私も調べるのが大変でした。

正しい知識をつけて理解を深めていきましょう♪

DeFiの基本的な用語集

①DEX(Decentralized Exchange)

日本語では「分散型取引所」です。

暗号資産を売買できる市場を、ユーザーに提供している管理者のいない取引所になります。

DEXの基本的な概念は、コインチェックやビットフライヤーのような、

管理者のいる中央集権取引所同じです。

②AMM(Automated Market Maker)

簡単に言いますと、より自動化が進んだDEXのようなものになります。

一つ以上の暗号資産ペアで構成される流動性プールが存在します。

代表的なAMM

イーサリアムチェーン・バイナンススマートチェーン

UniSwap・SushiSwap・PancakeSwap

このようなものがあげられます。

現在DeFi上では、このAMMや、先ほど説明したDEXなどが紐づく形でさまざまなプロダクトが開発され続けています。

プロダクト…どのように製品を販売するか方針を決める

③ステーブルコイン

常時法定通貨の価格と同等になるように設計された暗号資産のことをいいます。

「ペッグ通貨」ともいいます。

ドル≒USDTが1番わかりやすいですね。

テザーコインとは?でステーブルコインについて詳しく解説していますのでそちらをご覧ください♪

④ガス(Gas)代

簡単にいいますと、システムを利用するための手数料になります。

何をするにも必ず必要になります。

イーサリアムブロックチェーン上ではETH

バイナンススマートチェーン上ではBNB

ソラナチェーン上ではSOL

基本的にガス代というのは、各コインの数量ベースで決められています。

各コインの価格が高騰すれば、必然的にガス代も上がることになります。

⑤SWAP(スワップ)

トークン同士を交換することです。

AMMなどは、Exchangeと記載されることもあります。

⑥staking(ステーキング)

暗号資産を保有して、ネットワークに参加することで報酬を得る仕組みのことです。

簡単にわかりやすく考えるのなら、暗号資産をプールに預けて、利息を得る仕組みのことをいいます。

⑦Harvest,Claim(ハーベスト・クレーム)

ハーベストは「収穫」、クレームが「請求」という意味のなります。

「利息として付与されたトークン」を受け取ることをいいます。

サイトによって表記が違いますが、基本的には同じ意味になります。

⑧流動性

DEX内でとあるユーザーが暗号資産を交換する際、そのDEX内に交換先のコインが存在しなければなりません。

例えば、ETHをUSDTに交換したくても、そのDEX内にUSDTがないと交換できないので、それは流動性がないということになります。

逆に、DEX内にUSDTがあれば、交換することが可能になります。

これは流動性があるということになります。

また今の例でいいますと、ETHとUSDTをこのDEXに対して預けることを、

ETHとUSDTのプールに対して流動性を提供するといいます。

⑨LPトークン(Liquidity Provider Token)

流動性を提供する際に預ける専用のトークンのようなイメージです。

LPトークンの中身は、2つのコインが1:1の価値割合で保たれるようになっています。

例えば、ETHとUSDTのプールに対して預けることのできるPLトークンの中身は、

ETHとUSDTが常時同じ価値になっている状態です。

⑩イールドファーミング

「AMMに流動性を提供して、その対価として利息を受け取ること」の一連の流れの総称のことをイールドファーミングといいます。

例えば、PancakeSwapのプールに対してLPトークンを預け、

cakeトークンを利息として受け取る。という一連の流れのことです。

11.Approve(アプルーブ)

イールドファーミングの手順の中で毎回Approveという行動を求められることがあります。

そのコインを管理する権利を委譲することを承認するということです。

例えば、PancakeSwap内ではETHとUSDTのLPトークンを作る際に、

もともとPancake Swap側はウォレットに持っているETHとUSDTを管理する権限を持っていませんので、LPトークンを作ることができません。

しかし、そこでApproveし、管理の権限を委譲してあげることでPanceke Swap側で

ETHとUSDTを自由に扱い、LPトークンを作れるようにします。

12.APR・APY

Annual Percentage Rate(アニュアル・パーセンテージ・レイト)の略

福利を考慮しない場合の年間収益率(%)になります。

Annual Percentage Yield(アニュアル・パーセンテージ・イールド)の略

福利を考慮した場合の年利収益率(%)になります。

13.Auto-compounding(オートコンパウンド)

自動福利運用のことです。

これが記載されているプールでは、基本的には得た利益のトークンが、

自動で元本のトークンに再投資されることです。

つまりは、APYでの年利計算ということになります。

14.インパーマネントロス

日本語では「変動損失」といいます。

LPトークンの中身は常に1:1の勝ち割合を保とうとするので、

日々の暗号資産の価値変動による損失が出るということが起きます。

インパーマネントロスについては、DeFiとは?で詳しく解説していますのでそちらを

ご覧ください。

15.TVL(Total Value Locked)

トータル・バリュー・ロックの略です。

簡単に説明しますと、そのプロジェクトに預けられた資金の総量です。

16.レンディング

暗号資産を借りることをいいます。

DeFi上のレンディングプラットフォームでは。基本的に暗号資産を借りる際、

なずは自分自身の持っている暗号資産を預ける必要があります。

そして、その預けた暗号資産の価値に対する一定の割合までを借りることができる仕組みになっています。

預けた暗号資産にも利息がついてきて、さらに借りた暗号資産を別で運用すれば、

効率よく年利を獲得することも可能です。

預けた暗号資産の価値が暴落すると、担保割合が基準を下回って強制精算されたりもします。

ある程度DeFiの基礎から実践をして、慣れてきてから初めてのレンディングサービスを利用する方が良いのではないでしょうか。

17.イールドファーミングアグリゲーター

複数のプラットフォームの中で、常に最高の利回りを探して供給された資金を分配する仕組みです。

別名で「イールドファーミングオプティマイザー」と呼ばれたりします。

各アグリゲーターで取り扱っているコインも違えば、取り扱っている範囲も違います。

ですので、結局は1つ1つのアグリゲーターを手動で見に行き、

自分が持っているコインの預け先としてよりいいものなのかと探していく必要があります。

18. Vaults(ボルツ)

日本語で言うと「貯蔵庫」と言う意味です。

預けられた暗号資産に対して自動的に福利運用をして元本の枚数を増やしていってくれます。


 

今回は18の専門用語を紹介しました。

まだまだたくさんの専門用語がありますが、今回は基礎の基礎ということで

まずはこの18個の用語をマスターしましょう♪

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